●法テラスを利用できない
●JCCOも利用できない
という場合、自分で他の弁護士を探すしかありません。
「でも誰に依頼したらいいか分からない…」
「知らない人に電話するのは怖い…」
と思ったら、弁護士会の相談センターに行ってみてください。
各地域にそれなりの数があって便利ですし、弁護士会が運営しているので、いきなり個人事務所に行くよりは安心です。
今回は、『弁護士会』のメリットとデメリット、実際に相談する流れについて解説します。
- 変なことできないから安心
- 借金相談は無料
- そこそこ数がある
- 費用は相談した弁護士次第
弁護士会とは
各地域の弁護士たちが集まっている団体で、全国の都道府県にあり、弁護士は必ずどこかの弁護士会に所属しています。
各地域の弁護士会で、それぞれ法律相談センターを運営しています。
弁護士会で相談するメリット
変なことできない
弁護士会が運営するセンターでの相談は、その内容を担当弁護士が弁護士会に報告しなければいけないらしいです。
そのため、「変なことはできないから安心です」と財務事務所のおっちゃんが言っていました。
借金相談は無料
弁護士会での相談は、1回5,500円かかります(30分)。
しかし、借金の相談は無料になっています。安心して行ってください。
あちこちにある
弁護士会の法律相談センターは、そこそこ数があります。
東京なら15ヶ所、青森なら5ヶ所といった感じ
それほど遠くまで行かなくても相談できます。
弁護士会で相談するデメリット
費用がピンキリ
相談した弁護士に依頼する場合は、その弁護士や事務所が設定している料金での依頼になります。
妥協できる費用ならその場で依頼してもいいですが、まずは名刺だけもらって、他の弁護士と比較・検討した方が無難です。
やる気が無い?
私が相談した弁護士は、やる気が無い感じでした。
自分のお客さんになるかもしれないんですけどね。
順番に持ち回りで「めんどくせー」なのか、呼び出されて「めんどくせー」なのか、そのへんは分かりません。
弁護士会に相談する流れ
一応、借金を確認しておく
連絡する前に、借金がいくらあるのか確認しておきましょう。
しなくても大丈夫ですが、おおまかにでも把握しておくと、聞かれたときに答えやすいです。
電話する
「多重債務の相談をしたいのですが…」と電話すると、相談の日時を予約することになります。
『借金問題に対応できる弁護士がいる日』で候補日を提案されると思います。
相談する
約束した日時にセンターなどへ行き、相談します。
持ち物は電話したときに教えてくれますが、30分前に現地へ行って、書類にいろいろ記入したりするので、特に用意するものは無いかもしれません。
とはいえ、できるだけ借金の状況がわかるものがあると、的確なアドバイスをもらいやすくなると思います。
まとめ
- 変なことできないから安心
- 借金相談は無料
- そこそこ数がある
- 費用は相談した弁護士次第
弁護士会が運営しているところなので、安心です。
個人事務所に不安を感じる人は、弁護士会の相談センターに行ってみましょう。