自己破産の相談先を紹介するシリーズ。
第1弾は、『財務局(財務事務所)』です。
「えっ?そんなところで相談できるの?」
と思うかもしれませんが、実は多重債務の相談窓口が、各所に設けられています。
相談に乗ってもらったおかげで、希望を持つことができました(超感謝)
ということで今回は、『財務局(財務事務所)』で相談するメリットとデメリット、相談の流れについてザックリ解説します。
時間的にもたっぷり相談できるので、お近くの方は是非行ってみてください。
- 行政機関だから安心
- 相談無料
- 時間たっぷり
- 超いい人で超やさしい
- 手続きはできない
- 相談できる場所が多くない
財務局(財務事務所)とは
財務局(財務事務所)は、財務省が管理する地方支部的なところです。
業務のひとつとして『多重債務の相談窓口』があり、借金に関する相談に乗ってくれます。
財務局(財務事務所)のメリット
安心安全
国が絡む行政機関なので、騙されたりする心配はありません。
相談無料(時間たっぷり)
相談費用は無料です。
しかも30分以内という縛りもありません。
時間の許す限り、なんでも聞きましょう。
私は90分たっぷり助言をもらいました
きっとみんないい人
私が相談した人は、超いい人でした!
どこの財務局も、きっといい人ばっかりです。
財務局(財務事務所)のデメリット
解決はできない
自己破産や任意整理の手続きはできません。
あくまで今後どうしたらいいか教えてもらい、あらためて法テラスなどに自分で相談することになります。
数が多くない
財務局(財務事務所)そのものは、数が多くありません。
各都道府県や各地方に1ヶ所、といった感じです。
遠くて行くのが大変だったら「電話相談」もできますし、消費生活センターなどもあるので、相談場所には困らないはずです。
財務局に相談する流れ
電話する
まずは電話をします。
「借金で困っていて相談したいんですけど…」と伝えましょう。
すると、「どのくらい借金がありますか?」という感じで、今の状況を聞かれるので、大体の金額を答えましょう。
この時点では、「5ヶ所から500万円くらいかなー」で大丈夫です。
面談の日時を決める
直接会って話をする日時を決めて、予約します。
もし行けない場合は、電話での相談ができるかどうか、聞いてみてください。
「時間があるのでこのまま聞きますよ」と相談を続けられるかもしれませんし、「今日はできないので別の日にしましょうか」となるかもしれません。
持ち物
●筆記用具
●借金の状況(請求書など)
●家計や収入(通帳や給与明細など)
があればOK。
もし何も用意できなくても、覚えている範囲で伝えれば大丈夫です。
詳しくは電話したときに教えてくれるので、わからないことがあったら聞いてみてください。
相談する
あとは約束した日時に行って相談。
事務所の一室だったり、パーテーションで仕切られていたり、プライバシーは守られるので、安心して相談してください。
困っていること、悩んでいることを、思う存分話しましょう!
まとめ
- 行政機関だから安心
- 相談無料
- 時間たっぷり
- 超いい人で超やさしい
- あくまで相談だけで手続きはできない
- 相談できる場所が多くない
商売ではありませんので、損得勘定を抜きにして、適切なアドバイスをもらえます。
もし行けそうなら、ぜひ財務事務所で相談してみてください。